先週末は稲刈りの手伝いをしていたのですが、作業をしている人間は私以外だいたい70歳前後なわけですよ。
そんな方々と話をしていると、米価の下落が止まらないところで昨今のTPP交渉がダメ押しとなって、「バカにしてるよな、もう米作りはやってらんないよ。終わりだよ。」との声がよく聞かれますね。
確かに米作りは設備投資費が大きいために1俵(60kg)6500円とか8000円などという現在の買取価格水準だと投資を回収するだけでも四苦八苦という感じですね。米国産が1俵4000円などで輸入されてくると一段と価格が下がることが想定されるため、米作りはできなくなると考える人が多くなるのもわかる気がします。
特に現在、70歳前後となる担い手の中心は今後10年間でほぼ居なくなるのではないでしょうか。
すると耕作放棄地が加速度的に増える可能性があり、問題ですよね。
白岡市における、この辺の対策も調べてみたいです。
個人的には、各農家の設備投資が重複して非効率なのでそこを組織化し、さらに地産地消的に白岡市民に白岡産のお米を食べていただける仕組みを整備すれば当面の対応はOKだろうと思うのですが、実際はどうなんでしょうかね。
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